【一生懸命・クレヨン王国】読書会活動報告

読書会を開催いたしました。

本日は18名の方にご参加いただきました。参加して頂きありがとうございます。

紹介して頂いた本

小室直樹の日本人のための経済原論

2010年に亡くなった、日本人のために経済とは何かを教えている本。

小室直樹さんという人はどういう人なのか?

京都大学の理化学、サムミュエルソンやパーソンズの教えを受けて、理学部から社会学部に転向する。

丸山真男に教えを得る。

ソビエト帝国の崩壊という本が予言みたいな形で当たった。

江戸時代の話、マルクス・ケインズ主義の話も書いてある。

江戸時代の吉宗であったり、水野忠邦であったり、変動相場を初めてやったのは日本。

コメが上がってて、生活費が苦しくなる。コメの生産量を強制的に縛ったり、金の含有量を減らしたりする。

これは経済のことを知っていない。

感動した、予定説の話。キリスト教は中世していない。グーテンベルクの印刷技術が発達して、勃興してきた。

キリスト教の運命説から予定説になる。資本主義の走り。

 

働き方

京セラの会長・JALの再建の方

最近出ている本はHow toが載っているが、意味がないから伝えたいと思って書いた。

稲盛さんの書いてある働き方は、自分自身を成長させていくこと。

西洋は原罪の意識があるので、働くこと=悪いことというイメージがあるが、

未開の部族で働くというと、いい畑を作る=いい仕事=いい人格のある人

自分を高めていくために働いていきましょう。

どういう風に働くか。仕事を好きになりましょう。

好きな仕事に就くか、自分の仕事を好きになるか。好きではないが、嫌いでもないと思って愚直に働く。

高い目標があれば、潜在意識に落ちて行動が反映される。

あまり、長期的な目標を立てすぎない。1年くらいを目標にした方が良い。

最後に、稲盛さんが書いている、人生と仕事の結果の方程式 成果=考え方x熱意x能力

 

海賊と呼ばれた男

フィクションとノンフィクションが混ざった本。

時代は戦前の第一次世界大戦。戦後60歳くらいの方。

石油の会社を始めた。車も普及してない時に、絶対石油が来ると思った。

神戸大学で経済を学んだ後、小さい会社に入る。

大学出ていると商社に入って活躍する人が多いなか、流通業を学んだ。

戦前、直前に日本では石油が難しい。中国などでやっていた。

自分の会社だけではなく、消費者に直接届けるであったりとか、日本のためにを考えている。

戦争中に日本のためならと石油タンクを無償提供したりした。

戦争後、資産がゼロになる。ただ、会社の財産は人であり、なんでも良いから始めようと思った。

最終的に石油をやる。石油を牛耳っているメジャーと統合する中で、日本の経済を盛り上げていこうと頑張った。

普段会社で働いていて、経営陣の言葉とかあるが、奥が見えなかった。

人の話を読むと、裏で考えている言葉を知ることが大切だなと思った。

 

ストラテジックキャリア

事業戦略を自分には当てはめて考えていこうという本。

400弱Pくらいある。海外の人の実例がたくさん書いてある。

どういう戦略が書いてあるか、どういう考えに則っているかが書いてある。

フレームワーク的に書いてある。

仕事意識の3部類

ジョブ人=仕事の物質的な意義のみ。言われたことをやるだけ。

キャリア人=地位・権威にこだわる人

転職人=仕事を通して得られる充実感のために仕事をする。

PVPという指標。

仕事を得る期間を得るためにネットワークを作ろう。

ゆるい繋がりは転職に非常に良い。

年に1度でも56%の情報に対して転職の情報が良い。

自分のとっている戦略が良いのか正しいのか検証する。

 

子供の創造力スイッチ

子供の教育法人を立ち上げている人。学校で教えたいとかしている。

元々はロボットとか作る研究所にいて、物を作る仕事をしていた。

物を作るのではなく、作る場を提供する。研究していく中で、子供のデジタル教育に行き着いた。

2020年にはプログラミングを必修化する。

ちゃんと自分が教育しないといけないなということで、プログラミングを自分でやらないといけないと。

色々な学び方や事例が載っている。

創造力スイッチということで、創造力を伸ばす。

 

胡蝶の夢

江戸末期の医者の話。司馬遼太郎の本は、思想に一本線が引かれている。

江戸には身分を超えたものが二つある。医者と武術。医者を描きたかったから書いた。

蝶だったのが、夢を見て人になっている。大きな社会に対して、個人が何ができるのか?

個人から社会なのか、社会から個人なのか。

いてもらいたい人はどういう人なのかを考えることができる。

いてほしい人・いてほしくない人・いてもいなくてもどちらでも良い人

兄弟子がすごい天才。単語を聞いたら、すぐ発音できる。伊之助がすごすぎて、精神異常で、人の中に入っていけない

逆に劣勢でも、人の力になれる人の方が中心になれる。

 

孫子

いわゆる、戦争に勝つための戦術が書いてある。

戦争に勝つか、戦術を通して、日常でどういう風に思考すれば良いのかを書いてある。

いかに、戦わずして勝つ。いかに騙すとか書いてある。

ちゃんと読んでみると、戦争は国の不利益や損害があるので、いかに損失を抑えるために戦うがか書いてある。

事前準備・相手の情報・土地。自分の兵の力量を把握する。

 

クレヨン王国の花うさぎ

20年くらいのアニメ化された原作。

50巻もあるシリーズだが、3巻目。

小学四年生のちほちゃんという人と、うさぎのロペ。

埋め立て工事のせいで、青ざめ鬼の封印が解ける。

お兄ちゃんとクラスメイト、校長先生がフナとカエルに変化する。

福永令三先生は綺麗に自然を描かれる人。

大人になって読んだ時に、福永先生は聖書を勉強されている。

クレヨン王国は力の世界。

 

一生懸命

木村拓也選手。プロ野球の選手の奥さんが書いた本。

1991年日ハムに入る。徐々に出場機会を増やす。95年にセカンドでレギュラーになる。

若手の台頭で出場機会が減るが、その後読売ジャイアンツに入る。ベテランとして若手を引っ張る。

2009年引退その後ジャイアンツの守備・走塁コーチ。

2010年4月2日ノック中に倒れた。2010年4月7日。37歳で亡くなった。

173cm18年の現役生活。

高校時代は右打ちのキャッチャー。左打ちやキャッチャー以外の守備はプロになってから。

どこでも守れれば出れる機会が増えるだろうと思って、始めた。

2010年に新人選手に送った言葉。自分はこういう選手になろうと思って、なったわけではない。それでも飯を食える。それがプロ野球。

一番得意だと思って、ダメだったこともある、それもプロ野球。投げ出す前に自分自身を知って可能性を知ることが大切。

稀代の努力家、木村拓也選手

 

仕掛け学

2005年に提唱された学問。

踏んで見たいとか、やって見たいとか掻き立てるもので仕掛けをかける。

仕事的に使いたいなと思ったら、それをビジネス的に使うのはやめましょうと書いてある。

仕掛けは人間の中でたくさんある。それでものが作られる。

公平性。

誘導性。

目的を仕掛ける意図と、やる側の意図が違う方が上手くいく。

二重性がポイント。あからさまにさせようとすると、人はしたくなくなる、警戒する。行動のハードルが上がる。

自然の中にあって、誘導されようと示してない。それを見てしまうと行動を起こしたくなる。

それが長く使われる。

コンテストみたいなもので賞、ゴミ箱にセンサーがあり、8秒の後にポトって鳴るものとかがある。

どういうことが行動を起こすものか、思考とか、宗教学的なものとか。

日本人は宗教上の理由はないが、人の目が見ているとかちゃんとしないといけないという気持ちが強い。

鏡を置いて、チラシが置いてあると、取らないといけないと思ったり。チラシを取る率が二倍になったり。

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