「10代から読書したほうが良い理由ってなに?」
「読書するのめんどくさいんだけど」
結論から言えば、読書しない10代は非常にもったいないです。
これからの時代に必要なオリジナリティですが、読書をすることによって身に着けることができます。
さらに、交渉力を向上させることにも読書は非常に有効ですし、読書をして理論を学ぶことにより、全体的な能力を高めることにもつながるでしょう。
今回は10代が読書しないと大損する理由を解説します。
この記事で学べることは?
- 読書が自分の頭で考えるベースとなることが学べる
- 読書により言葉の使い方が磨かれることが学べる
- 読書により全体的な能力が向上することが学べる
10代からの読書で自分の頭で考えるベースを身につけよ
これからの時代はオリジナリティが必要となります。
なぜなら、単純作業は機械が行えるようになってきましたし、わたしたちよりも給料が安くても行ってくれる方々が世界各国にいるからです。
では、どうすれば、機械や給料が安い人達が行えない、オリジナリティを持つことができるのでしょうか。
それは、自分の考えを持つことです。
何も考えないで行動した場合を考えてみましょう。
何も考えないで行動するということは、指示待ちです。指示を待つだけの人であれば、なにもあなたが行動する必要はないですよね
一方で、自分の考えがある人は、自分の考えをベースに行動できますので、ほかの人ではできないことができるようになるのです。
資格・スキルではオリジナリティならない
資格・スキルの勉強をすれば、機械や他人に変更がききにくい人材となるでしょう。しかし、オリジナリティがあるかというとそんなことはありません。
資格・スキルの勉強も、テクノロジーが発達していけば、機械に変わられてしまう可能性があります。
- 英語を勉強しても翻訳の技術が上がれば、必要がなくなるかもしれない
- プログラミングを勉強しても、プログラミングが不要なツールが出てくれば、必要がなくなるかもしれない
- 会計士の資格を保有しても、会計士を代行するツールが出てくれば必要がなくなるかもしれない
資格を保有すれば、機械や他人に変更されにくい人材になりますが、絶対に変更されない保障はありません。
そのため、絶対に他人にとって代わられない、自分の考えを持つというオリジナリティを持つことが、必要となるのです。
なぜ読書が自分の頭で考えるベースとなるのか?
読書は自分の頭で考えるためのベースとなります。なぜなら、読書をすることにより、頭の中で考えるために必要な知識が身につくからです。
もちろん、知識を身に着ける方法は読書だけではありません。人と会話をしたり、経験したり、ニュースを見ることなんかでも身に着けることが可能でしょう。
しかし、読書こそが自分の頭で考えるベースとなる最も効果的な方法だと考えます。
なぜなら、読書は時間も場所も選ばずに、著者の主張と根拠を分析できるからです。
例えば、主張と根拠を分析した結果、根拠から異なった主張が言えることが気付けるかもしれません。
しかし、ニュースの場合は根拠がしっかりと記載されていない場合もあります。
人との会話でも省かれたりするケースがあるでしょう。
読書であれば、活字になっているため、十分な時間をかけて分析することが可能です。そのため、読書こそが、自分の頭で考える基礎を作るうえで、最良の方法だと考えます。
10代から読書をすると自分で考える土台が作れるのでお勧めです。
10代から読書により言葉の使い方が磨く
これから必要になる能力は交渉です。
交渉とは、人と人がコミュニケーションを取り、相手を説得して動かしていくことになります。相手を説得するためにはロジックだけがあればよいのでしょうか。
そんなことはありません。
例えば、かなり人に対して、ロジックを駆使して論破したところで、そもそも相手は聞く耳を持っていない可能性が高く、相手との交渉はうまくいかないでしょう。
交渉には相手の感情に訴えることも必要になります。つまり、「ロジックをいかに魅力的に伝えられるか」という言葉の使い方も必要なのです。
交渉には言葉の使い方が必要不可欠
ロジックをいかに魅力的に伝えられるかという点でいえば、あいまいな言葉を反復して、心情に訴えるような言葉の使い方も重要になっていきます。
例えば、アメリカのオバマ前大統領は、選挙戦で戦う際には「チェンジ」とひたすら繰り返しました。
ロジックを語ったかもしれませんが、国民に響いたのはオバマの「チェンジ」という言葉です。
「チェンジ」という言葉自身が、「オバマが大統領になれば、何かをくれるのではないか?」と考えるようになりました。
その結果、オバマに票が集まり、大統領選挙で当選したという見方もあります。
このように、スピーチにおいて、まったくロジックを抜きにして伝わってしまうことが「言葉の使い方」のおもしろいところです。
スピーチだけでなく、交渉でも、言葉の使い方が非常に重要になります。
先ほどの例でもだした、怒っている人に対しては、怒っていることについてまず共感してあげることが重要になります。そのため、まずは相手の話を聞くことに重きを置く必要があり、相手の話を聞くための言葉が必要になります。
その際に、「なんで怒ってるの?」って聞いてしまったら、相手を煽ることになります。
しかし、「あなたの気持ち良くわかります。よろしければ、話してみてくれませんか」としたから伺うようにすれば、相手を煽ることなく自然と話してくれるようになるでしょう。
読書はさまざまな表現方法が学べる
表現方法を学ぶためにも読書はおすすめです。
もちろん、人とコミュニケーションすることが、表現方法を学ぶためには効果的だとは思います。しかし、10代や20代前半の場合、まわりに大人がいないために、10代での言葉遣いしか学ぶことができず、表現方法が乏しくなる可能性が高いです。
当たり前ですが、本には様々な言葉が書かれています。そして対象とする年代もさまざまです。
そのため、読書では同世代が使う言葉以外を学ぶキッカケになるといえるでしょう。
いろいろな言葉を覚えることにより、表現方法も豊かになるのです。
10代から読書すれば全体的な能力の向上「もはやチート」
10代から読書をすれば、全体的な能力の向上ができます。なぜなら、本で説明されている様々な理論を学ぶことができるからです。
例えば、有名な7つの習慣で考えてみましょう。
もしも、10代から7つの習慣を読んでいれば、主体的になる方法や、終わりを思い描くことの重要性、優先事項を優先する方法などを学べるでしょう。
10代から目標がある人であれば、7つの習慣の理論を学べれば目標達成に近づくことは間違いないでしょう。
また、ここ数年で人気となった嫌われる勇気という本があります。もしも10代で読めば、課題の分離や、原因論ではなく目的論であることなどが学べるでしょう。
10代は多感な時期で人間関係にも悩みがちです。すべての問題は対人関係にあるという本書を読めば、対人関係で悩むことが減り、自分のやりたいことに打ち込むことができるようになるでしょう。その結果として、もっと成績が上がったり、もっと自分のやりたいことで結果が出せるようになるかもしれません。
このように10代から読書することにより、全体的な能力は向上します。
能力開発という点においても10代で本を読み始めるというのは、もはやチートなのです。
読書をしない10代はもったいない
読書しない10代は非常にもったいないでしょう。
10代が読書すると下記のような効果があります。
- 自分の頭で考えられるようになる
- 交渉がうまくなる
- 全体的な能力が向上する
10代から読書することは、もはや合法的なチート行為です。圧倒的に成長するには、読書が重要ですし、読書をしない10代はもはやもったいないでしょう。
以上、10代から読書しないと大損「20代も必見」を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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