読書の目的を再考しよう。行動が伴わない読書は99%が無駄です

東京の読書会コラム

「読書の目的って何?」

「読書にはどのような目的があれば、効果を最大化できるのかな」

いつもありがとうございます。

結構本を読むほうなのですが、読書をしていると、よくこのように聞かれることがあります。

「どうして本を読んでいるのですか?」

私が読書をする目的は「行動を起こすため」です。なぜなら行動が伴わない読書は99%無駄になるからです。

今回は読書の目的について考えてみたいと思います

読書の目的とは「行動を起こすため」

私自身が読書をしている最大の目的は「行動を起こすため」です。

読書はたくさんのメリットがあるのは疑いようのない事実だと思います。

例えば、読書をすることに下記のようなメリットがあるでしょう。

  • 新しい知識が身につく
  • ストレスが和らぐ
  • コミュニケーション力が向上する
  • 文章力が向上する

引用:【読書効果】すぐ実感する読書メリット14選と多読のメリット3選!

読書にはメリットがあるからこそ、読書自体が目的になりがちです。しかし、読書自体が目的になってしまうと、現実世界では何も変化を起こすことがないので、無駄になることが多いのです。

そのため、私は、読書をして無駄な時間を過ごさないためにも、行動を起こすことを目的とした読書をするように心がけています。

具体的には、下記のようなことに気を付けて本を読んでいます。

  • すぐに実践できそうなことがないか探すように読む
  • 自分が生かせそうな教訓がないか調べながら本を読む
  • 長々と本を読むのではなく、飛ばし読みをしながら本を読む

とくに事例が多い本の場合、主張を支える事実部分を長々と書かれている場合が多いため、理解出来たらさっさと読み飛ばして次に行くようにしています。

読書は目的がないと99%無駄になる

経験的に感じていることですが、読書というのは目的がないと99%は無駄になります。

読書を無駄にした経験「大学時代の自分」

行動を目的とする読書をしはじめたきっかけは、大学四年生の時のあることがきっかけでした。

それまで、ろくに勉強もしておらず、本も読んでいなかった私は、大学最後の年に「読書をしよう」と一念発起し、大学の図書館通いを始めました。

本を読むこと自体は、自分が知らない知識を知れるため、非常に刺激的でした。

しかし、数か月の期間が過ぎていくとあることに気づきます「まるで行動をしていない自分」という恐ろしい事実です。

あのころ読んだ本の知識が今もあるのかというと、残念ながら残っていません。

また、本で読んだ内容を行動に移していないため、自分の周りで何か変化があったということもないため、非常にもったいない時間を過ごしたと思っています。

このような、一種の後悔があるため、社会人になってからは「行動に移せる本」を探して読むようになりました。その結果もあり、いろいろな行動を起こすことができ、複数の収入減を確立することができたのかなとも思います。

行動を目的としない読書は無駄になる可能性が高いです。

個人的には99%は無駄になると考えています。

あなたは読書した内容をどのように行動に反映させますか?

読書がメリットではなく害になる瞬間「自分の頭で考える力の欠如」

読書はメリットがたくさんあり、読書という行為自体はすばらしいことなのです。しかし、何にも考えなしに本を読んでいると害になるということもあります。

じつは、本を読めば読むほど自分の頭で思考しなくなるのです。

このことは、1800年代から言われており、ショーペンハウワーの読書についてという本でも、多くの本を読むと自分の頭で考える癖がなくなると言われています。

実際に、私も読書会をなんども開催しておりますが、多読家なのに行動をしていない人を見ると、素晴らしい知識はもっているのですが、その割に自分の頭で考えて行動することをおろそかにしているなと感じることも多くあります。

読書はただすれば良いというものではなく、行動をするという目的がなければ、むしろ害になる可能性もあるのです。

娯楽読書の目的「エンタメとして読書を消費する」

「読書は意味のあるものにしなければいけないの?」と思われるかもしれませんが「ある目的」があれば、意味がなくても問題がありません。

それは娯楽として本を読むこと。

例えば、小説を読んで現実世界を忘れて、小説の世界に没頭したい時ってありませんか?少なくとも私にはあります。

そんな時に、読書を意味のあるものにしようと考える必要はないのです。

娯楽としての読書は、エンタメとして消費をすることに価値があるので、読書を意味のあるものにしようとする必要がないのです。

目的を持った読書をしよう

目的を持った読書をすることにより、読書の時間を有意義にすることができます。

  • そもそも読書には多くのメリットがある
  • 行動を前提とした読書の効果は絶大
  • 逆に、目的のない読書は99%意味がない
  • 例外は娯楽としての読書であり、それ自体楽しい

以上、読書の目的を再考しよう。読書は目的があると効果が絶大?を解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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