読書会を開催いたしました。
本日は21名の方にご参加いただきました。参加していただきありがとうございました。
紹介して頂いた本
文明崩壊
文明が崩壊するときは歴史がターニングポイントになるとき。それを見極められるかの違いだという。
日本がどんどんくらくて、下がってくると言われているが、捨てるべき価値観と得るべき価値観があれば、日本は暗くない。
ミクロな視点の話も書いてあり、成長曲線がある。
導入期は顧客のニーズをとる
成長期は神機種
成熟期は多色展開をされている、コモディティ化する
成長曲線を見る上で、いつから成長曲線に入ったのかを見る。いつからいつまでが導入期なのかがわかる。
導入期がわかればその三倍の長さが成熟期の終わりになる。そうすると全体の見通しがわかる。
漫画版 The Goal
読むきっかけは、先輩のデスクにあって勤務終わりに読んだら読めてしまった。
1984年に販売された。アメリカで販売。17年間日本語訳が出なかったのは、日本語で販売されるとアメリカがピンチになるから。
工場の社長の話。売上を3ヶ月以内にあげないと閉鎖されると危機からスタート。
業務改善をするにはどうすれば良いのかが学べる。
ボトルネックを見つける。どのように活用するのか。決定したボトルネックに合わせて周りをどう合わせて行くのか。
そのボトルネックを解消すると、別のボトルネックを解消するのが良い。そうすると、業務効率が上がって行く。
その中のエピソードとして子供がいる。ボーイスカウトがいるが、子供がいて遠足にいるが、歩くのが早い人、遅い人がいる、遅い人がいると列が広がってしまう。
どうすればボトルネックが解消できるか→列の先頭に置くと解決できる。
細胞が自分を食べるオートファジーの謎
大隈教授がノーベル賞を取ったので、読んでみた。
オートファジーとはなんぞやが書いてある本。細胞が自分を食べる。
細胞内に色々と体の部品見たいなものがあり、タンパク質でできている。1日でどのくらいのタンパク質は60gくらいとっている。
タンパク質はどのくらい作られているのは200~300g作られる。これは細胞の不要な部分を分解して作り直すから。
この分解する部分がオートファジー。工場で機械で作っているが不良品が出てくる。
タンパク質を合成するが、うまくいかなくなって動かなくなるとかあり、それを分解する。
ゴミが溜まったら体に悪い。
マウスで実験をしている。意図的にオートファジーする遺伝子を止めてみよう。
細胞の中のゴミのたまり具合がすごい。
骨は2年・神経細胞は一生・肌は30日。その中にゴミが溜まると良くない。
2000年を超えたあたりから論文が増え始めた。
日本男児
5年くらい前に出た本。自分の子供の時からプロ入りするまでを書いた本。
サッカー選手は幼い頃から有名どころに入ると思っていたが、母子家庭で育った。
経済的に苦しかったが、お母さんが頑張ってサッカーの道具とかを揃えてやらせてくれた。
高校はサッカー推薦で入った。大学は明治大学はスポーツ推薦だと思ったら、高校の指定校推薦だった。
結構怪我に悩まされて、応援の太鼓を叩いていた時代もあった。
教職もとっていた。サッカー選手に縁もゆかりもなく、普通の大学生活を送っていた。
自分のことも周りのことも客観的に分析できる人。
自分のプレー、怪我した時にどう分析できるか。
シャーロック・ホームズの思考術
一言で言うとホームズと助手のワトソンの思考方法の差を書いてある。
本を書いている人も想像以上のオタク。
考え方・思考方法・マインドのワトソンとホームズの違いを書いてある。
基本的に心理学の本になっている。面白い。
プライミング効果とは、思い込みで自分の判断が間違っていても正しいと思ってしまう現象。
なんかを連想させる言葉を複数教える。
ある実験をする前に人を教え込むと教え込まない人を分けると、教え込まれた人は、その性質を持ってしまう。
ワトソンが推理する場合は、自分の主観に基づいて判断してしまう。
ホームズからすれば、主観と事実が離れていないとしてナンセンスだ。
ハロー効果。HALO。ある一つの良いことがあれば、その後の事実は認識が違って理解される。
最初の印象が良いか悪いかで、次の印象を捻じ曲げてしまう。
推理をするときも、犯人が良い人だったとしても、彼がそんなことすることがないと思い込みで事実を認識を変えてしまう。
ホームズの有名な言葉「地球が太陽の周りを回っていても、それが逆だとしても僕の人生に何が関係あるのだ?」
不要な情報に対しては要らない。必要な知識を溜め込んで引き出せるようにしておく。
知識が活用できなかったら知らないのと一緒。
後悔しない生き方
人生をより豊かで有意義にする30の方法
今の生活はそこそこ満たされているけど、学生の時みたいな熱い感じがない。
後悔しないための判断基準がないと思った。
良い質問は良い回答を導き出せる。この中には30の質問がある。
自分の思いに素直になる。
現状を打ち破る。
困難に挑戦する。
良心に従う。
人生は一度きり。思い通りに生きることができれば一回で十分だ。
後悔はするべきことをしなかったこと。するべきでないことをしたこと。
社会に出たり、学生だったりすると、選択肢が出てきて迷うことがあるが、基準となる質問がある。
もしそれをすれば、しなければ後悔することになるか
もしそれをすれば、しなければ後悔を避けることができるか
よくない結果を導き出すことがあるかもしれないけど、間違いから学ぶこともある。
間違いから学べることがある。ただ後悔は避けるべきことがある。
性格が良くなるメールの書き方
どう言う表現が悪い表現なのか、何を重要視したら良いのかが後半になる。
最初の3つを行えば、人から嫌われる文章になる。
嫌われる文章の特徴は、強引・自分の都合・自慢ばかり・捨て台詞・自分の話ばかり・言い訳が多い・労いや思いやりが無い・相手を責めている・馬鹿にしている・意地悪な感情が込められている。
前後の文が良くてもその一言でダメになる。
相手と自分の立場・関係性を考えて文章を書くこと。親しいのか、親しくないのか、年上か年下か、それによって的確な表現が変わる。
文章の書き方、挨拶・テーマ・理由・結論の順番を守ること何を伝えたいか、何のために伝えるのか、それが大切。
ありがとうを使わない感情表現、個人的には〜や、○○ですと表現をしてみる。
日はまた昇る
ヘミングウェイの代表作。ヘミングウェイの人となりですが、ロストジェネレーションという世代の代表的な作者。
アメリカではダディやパパと呼ばれている国民的な作家。
徴兵に行き、第二次世界大戦の前に恐慌。その後第二次世界大戦に見舞われ、周りからは自堕落だと思われている世代。
男の恋愛小説。男性が男性の描く女性との付き合いを書いてある。
情景描写が得意な作家。字面を追っていくだけでもイメージがしやすい。
川のせせらぎやダム、釣りの情景が鮮明。
男性と女性の友情はある。ただ、その女性に一度恋をしないといけない。それを破れた後で恋になる。
男性的な視点や心理描写。
仕事は楽しいかね?
何かに尻込みしている人がいたらチャレンジする背中を押してくれる。
仕事がマンネリ化してきている、仕事を楽しくするヒントが欲しくて読んだ。
ストーリー形式の自己啓発本。考え方と行動が変わっていく。
主人公は悪天候で出張先の空港で足を止めてしまう。その時におっさんと出会う。
凄腕の発明家で起業家。主人公に興味をもって話を聞いてくる。最後に仕事は楽しいかね?と聞かれる。
「そこそこの金はもらっているけど、それだけです」と答える。
それを聞いて、老人は、君が成功するための哲学を聞かせてくれと聞かれる。
目的地がないとそこにたどりつけないというが、それを切り捨てる。
人生は管理できるもんじゃない。目的地があると管理できると思えるけどね。
明日は今日の自分と違うことそれだけが目的。チャレンジすると10回中9回は失敗するかもしれないけど、
チャレンジしないと何も起きない。だからチャレンジし続けないといけないと答えている。
職場で心変わりをして、採用されて出世していく。その後起業し、7つのサービスを提供して、そのうちの6つが失敗する。
ただ1つだけ成功して、結果を出した。
あなたが正解のためにできるたったひとつのこと。-効果的な利他主義の勧め。
動物の苦しみのことを書いてヒットした。倫理学の人。
効果的な利他主義とは何か?あなたが世界をよくするためにたくさんの良いことをする。
実践者が何人かを紹介する。
自分の生活以外に必要なお金を計算すると、生涯で大体60人くらいが救える。
翌年、投資銀行に入って、年収の半分を寄付すると、毎年60人救うようになる。
腎臓を移植すると、4000分の1の体調不良になるくらい。でも移植する人がいる。
なぜこの人たちは利他的なことをするのか?
寄付をしたいから?実験した、100万円寄付したら何ができるかを証明したものと同情的なもの。どちらに寄付が多いのか?証明したものの方が効果的な利
他主義の人は寄付をする。感情よりも理性。
お金があるからできるのか?普通の仕事をしていても年収の1割を寄付している。
数字に対する感覚。数字で何人救えるか出るからやれば良いじゃんという感覚。ある程度費用対効果が得られるから。仮説としてあげられている。100年前の人のIQは80くらいしかない。数字対しての論理的な感覚、行動する力が養われている。フリン効果。
あとは、数字でずっと比較することをやっている。
人間の命をお金に換算するとということをやっている。アルマゲドンで隕石で文明が崩壊する時に、これをどうするかを考える。費用対効果がめちゃくちゃ高く
なる。簡単なチャリティするより、文明を守る方が合理的な選択肢としてなりうるという根拠を出している。
働き蟻は子供残せないのに、なぜ頑張るのか。働き蟻が頑張ることで、自分の遺伝的な一部の性質を残せるから。