読書会を開催いたしました。
本日は14名の方に参加いただきました。ご参加いただきまして、ありがとうございました。
紹介して頂いた本
本日は、2022や、カバン持ち、20円で世界を変えるNPOのお話などをご紹介頂きました。
ありがとうございました!
2022これから10年活躍する人の条件
話自体は聞いたことがあったが、久しぶりになるほどって思った。
今では、転職する人も多い、昔は転職する人が本当にいなかったけど、増えた。
憧れる人と思う人は、芸能人とか、有名人、タレントが多かったが、今でも一般人ですごいフォロワーを持っている人もいる。
前の時代の流れから、変化が出ているのかなと思う。
大阪市の小学校で、子供のなりたい職業ランキング、1位サッカー選手、2位医者、3位ユーチュバー、4位公務員、となっている時代。
時代の変化を感じる。
1日36万円のかばん持ち
読みやすくて、一つずつ心得が40個書いてある。読みやすい本。
著者の小山昇さんが、株式会社武蔵野の社長。現役社長。60歳以上。
東京経済大学を出て、起業をして、ダスキンの加盟店の1号。株式会社武蔵野に社名を変更。元暴走族の人たちを社員に迎えて、大卒は2人しかいない。
毎年増益増収の優良企業に育てる。600社の会員企業の指導をしている。
経営者を指導する経営をする。2004年からやっているプログラム、経営者向け。3日で108万円のプログラム。やることは自分のかばん持ちをさせて、全部の仕事に同行させる。
予約70名で1年待ち。かばん持ちをすることで、リーダーと言われる人の考え方やあり方を学べる。だから予約待ちになっている。
真実は現場にしかない。その人に指導するときは、とことんそばにいる。
組織のリーダーになりたい人には、マインドが学べる本だなと思う。
お金、人材育成、時間、育成についてなど書いてある。
社長自ら営業をし、外回りをする。お部屋の中に安住しないように、社長室に席を置いていない。社長が顧客を大切にするというのは、社員のことも大切にしてくれるそう。
人材育成について、1日1時間以上社員を褒めるようにしている。離職率を下げたければ1日1時間以上褒める。必ず社員を褒める時間を作っている。経営者もできるように、ありがとうと言う手紙を書いて送っている。お小遣い制度もつけている。5枚書くと500円。管理職の人は20枚書かないと5000円罰金。
わざと殴り書きで書く、家に送ったりする。
1流の社長は秒単位で考える。いつどこで何をするかを起きた時には秒単位で決めている。時間を大切にする感覚もあるから、社員が残業をしていたら、システムが円滑に進むとかを考えている。自分自身も秒単位で行い、社員の時間も秒単位で考える。
決断。質よりスピード。1流は1億円の決済を数分で決める。考えなければいけない問題は、決定の正しさは悩んだ時間と無関係であること。考えても経験していないことは結論が出ない。失敗してもいいから、経験値を重ねて、経験から引き出せるようになれば良い。
何億円と言う案件も数分で決める。
覇王の家
司馬遼太郎の歴史小説。主人公は徳川家康。小説チックではなく、時代背景や文化を描写する特徴がある。
覇王の家も生まれてから小牧長久手の戦いで秀吉に勝つまでの話。
徳川家康の三河武士がどういう集団で、どういう組織で、日本にどういう文化を与えているかを書いている。
三河武士は、今川の人質として徳川がいた時代から入っている。倹約の精神が入っている。徳川家康が天下を取って、倹約の精神が日本に蔓延した。
こんな面白みのない人物がなんで天下を取ったのか?というスタンス。織田信長、人誑しの秀吉ではない。人間性についていったというのもない。
組織の引っ張り方。織田信長はワンマン経営。徳川家康は家族経営。跡継ぎがいないという後継者問題で悩むが。
三河武士はみんな自立していて、徳川家康はその代表である。発言力が弱くなり、不安になったりすると地位が崩されてしまう。だからあまり強いリーダーシップを発揮しなかった。
忍耐と模倣。
模倣:自分が負けた人から学ぶ。武田信玄に負けた三方ヶ原の戦い。武田信玄が京に登る時に負けた。自分の情けない姿を絵に描いてもらっているエピソードもある。将来的に武田が崩れたら、武田の部下を自分の部下に取り込んでいる。
組織性や戦略性を含めて、自分の部下にする。赤い集団はめちゃくちゃ強い。武田の旧家臣の井伊直弼など。
忍耐:松平信康という最初の長男がいた、自分の長男と正室に謀反の疑いがかかった。自分の立場を松平信康はわかっていなかった。部下に対しても一種身を引いて権威を払っていた。松平信康は元から徳川の息子だから、部下に対して強めに出ていた。だから、長男を討った。三河武士が瓦解してしまうから、耐え忍んで、組織のために頑張った。
家康の人間像ではなく、300年続く巨大政権がどのように成り立っているのかを書いている。
20円で世界をつなぐ仕事
飢餓でなくなるよりも、肥満で亡くなる人のほうが多い。そういう人のほうが10億人くらいいる。団体を立ち上げたのが、木暮さん。
社会事業も事業として捉えている。社会事業は社会をよりよくするために作っている。
もともとマッキンゼー。マッキンゼーの知り合いに話をして、退職をした時に、収入が今までの3分の1になり、副業をしないと食べていけないようになった。
自分自身の価値も3分の1になったんじゃないかと思って、酒に逃げた。
飢餓で苦しむ国と世界で苦しむメタボをなんとかしたいと思ったので、いろいろな提案があっても断った。
メニューの20円+銀行からも20円で40円を日本に寄付しますという案件が来ても、断った。それはミッションとは違うから。
一食20円で健康になるような別の国を支援したいから。
間口も広げていて、周りがやっていないことをやらないといけない。二番手になってはいけないから。
今まさにカツ丼の大盛りを食べようとしている人に「あなたはアフリカの人のことを考えてないのか!?」と怒っても意味がない。悪い感情になるだけ。
寄付をするハードルを下げた。
アメリカは社会事業の社員の方がお金をもらっている。
アドラーに学ぶよく生きるために働くということ
詩を書いている先生がいて、その先生の元に全く別の人が、詩を送ってきて、精査する。
僕に見せたいから詩を送ってるの?それとも詩を書きたいから詩を送っているの?
日本に手職というものがある。ドイツ語の語源は神に招待されたものという職業という天職という考え方がある。
結構噛み砕いたように面白おかしく書いている。