「彼氏・彼女を作るために参加しました」
このような目的を初回から言う人は少ないですが、読書会や勉強会に異性の出会いを求めて来る方が多数いらっしゃいます。
もちろん、読書会や勉強会を通じて出会って結婚するカップルもいるでしょう。
しかし、はじめから出会い目的で参加して上手く言っている人は見たことがありません。
私からアドバイスできることがあるとすれば、出会いを求めて読書会にくるのではなく、楽しむことを目的に読書会に来たほうが、出会える可能性が高いと思います。
読書会・勉強会は出会い目的の場ではありません(中には出会いを正当化している場もありますが)
それなのに、自分が出会い目的でグイグイしていると、多くの方は引いちゃいますよね。
出会い目的でグイグイと参加したいのであれば、婚活サイトにでも登録すれば良いのにな…と思います。
それでは話が進みませんので、具体的に読書会や勉強会に出会いを求めてもいけない理由をお話し致します。
この記事で学べることは?
- 読書会や勉強会で異性の出会いを求めるのが非効率な理由が学べる
- 読書会や勉強会で出会いを求める前にやるべきことが学べる
読書会や勉強会に異性の出会いを求めるのは圧倒的に非効率です
そもそも読書会や勉強会は出会いの場ではない(中には出会いを正当化している場もありますが…)と言ったらそれまでなのですが、ここでは、読書会や勉強会に異性との出会いを求めはいけない理由を紹介します。
参加者は学ぶ為に勉強会に参加しているので出会い目的ではない
読書会や勉強会に参加される方かは、本の内容を共有したいであったり、知識を身に付けたいという方が大半です。
つまり、あなたが出会いを求めていても、相手は出会いを求めて来ていないのです。
読書会での出会いは、結婚願望が強い婚活サイトでの出会いでもなければ、恋愛相手が欲しいから行う出会い系サイトの出会いとも違います。
基本的に、出会い目的で参加している人は、だいたい無視されることが多いでしょう
つまり、出会い目的で読書会や勉強会に参加することは非効率的な出会いですね。
また、万が一に上手く付き合えたケースがあったとしても、2人のニーズは下記のように異なっています。
- 読書会や勉強会にあくまで学びに来た方
- 出会いを求めてきた方
つまり、その関係はお互いのベクトルが違うので、長続きすることが難しいです。
例外としては、お互いが学びに来ている場合です。
お互いが学ぶ目的で来た上で、何度もお会いしてからつきあえた場合というのは、お互いのベクトルも同じですし、波長が合う可能性はあります。
しかし、それは結構稀なケースです。
読書会や勉強会を出会い目的で来て出会ったとしても、結局無意味な関係になってしまうことが多いのです。
良い人に出会ったとしても見向きもされない可能性あり
あまり言うと怒られるかもしれませんが…
読書会や勉強会という勉強や知識を共有したりする場に出会い目的で来るということは、そもそも、今までのコミュニティでは出会いがなかったり付き合いが無かったということですよね…
今まで小中高大、そして社会人に至り、いろいろな社会人サークルに参加していると思います。
そこで、出会えずに、読書会でも出会いを!ということなので、今までのコミュニティ内での縁を活かせなかったかもしれません…
はっきり言って社会人サークルで出会うよりも、学校などの強制的な出会いイベントの方が、付き合える可能性は高いです。
そこで縁がなかったということは、原因は自分にあると考えたほうが良いでしょう…
つまり、出会いがなかったから場所を変えて「出会いを!」と求める前にまずは自分の恋愛に関するスタンスを変更すべきでしょう。
厳しい言い方かもしれませんが、今までのコミュニティ内での縁を活かせなかった現状であれば、誰からも見向きもされない可能性が高いのです
だからこそ、出会いを求めるよりは、むしろ自分を成長させる、学ぶ、そして魅力的な自分になることを目標にした方が良いかなと思います。
自分が成長すればするほど出会う人のレベルも上がります。
自分が魅力的な人になれば、良い感じの関係になる人も増えていきます。
つまり、成長して、魅力的な人になるようにするほうが、恋愛的にはるかに効率的なんです。
出会いがないことを原因にするのではなく、まずは自分のことに目を向けて改善していくほうが恋愛をする上では効率が良いのです。
出会い目的の人は主催者・参加者の邪魔になっている
勉強しよう。学ぼうと思っている相手に、出会いを求めている人が迫ったらどうなるでしょうか?
相手は求めてないので、その人が怖くなって読書家や勉強会に来なくなります。
このケースを結構見てきました…モラルが重要ですよね。
「◯◯さんと連絡先を交換したら、粘着してくるんですけど…」
「いきなり連絡が来るんですけど…」
このように、出会いを求めている人が迫ることによって、参加者の方にとっても不利益しか起きなくなってしまうのです。またそれを仲裁する主催者の立場もそれはそれで大変不利益を被ります。
だからこそ、勉強会や読書会に出会いを求めてはいけません。
出会いを求めるなら出会いが許可されていたり正当化されていたりする場に行って下さい…。
ちなみに、読書会や勉強会で得られる社会人のメリットはこちらからです。
出会い目的の方が参加されるだけでこういったメリットが蔑ろにされてしまうのです…。
初回から出会い目的の方は自己中心的な視点になる可能性
自分が出会いを目的とする場合は「自分の出会い」が大切になってしまいます。
その視点は明らかに自己中心的な視点です。GIVE & TAKE的に言うとテイカーになってしまいます。
https://studytokyo3.com/give-take/
自己中心的な方は場の空気を見出したり、不必要な発言をしたり、参加者が嫌がっているのに連絡先の交換を求めたりと、かなり自分勝手なことを行う傾向が強いです。
初めから出会い目的で参加してしまうと、自己中心的な方になってしまうので、出会い目的ではなく学ぶ目的で参加したほうが良いでしょう。
ただ、出会い目的で来たとしても自己中心的になっていない方であれば、継続して参加するごとに自然と良い関係が築けることもあると思います。
その場合は自己中心的で場を乱すわけでも無いですが、先にも述べたとおり、価値観が違うので長続きしないのかなとも思いますが…。
出会い目的の人と勉強会や読書会は会の目的が違うので無駄に終わる
確かに読書会や勉強会が婚活として使われることもありますし、実際に結婚した人も多いと思います。
出会い目的なら出会いを正当化している会に参加すると良いと思います。
出会い目的を正当化していないのに、連絡先を交換したりとか色々行ったとしても無駄に終わる可能性が高いのです。
それならば、出会いを正当化している場に参加すると良いかなと思います。
読書会で出会いを求める前に大切なこと「自分磨き」
出会いを求めて読書会や勉強会に参加する前に、まず自分を磨きましょう。
自分磨きというのは、何もヨガやピラティスや料理教室に通ったり、お洒落になったり、ダンディになったりすることではないです。
まずは、自分が出会いたい層の人から尊敬されたり、良いじゃんと思われるような知識や経験を積まないといけないのです。
そうして、初めて出会った時に良い会話が生まれて、「良い人かも?」と思われることで、出会いを上手く活かすことができるようになります。
だからこそ、まずは出会いを求めてはいけません。
「自分を磨く→出会う」の順番です。
そして勉強会や読書会は、出会いの場ではなく、自分を磨く場として活用しましょう!
以上、読書会・勉強会の出会い目的の参加はムダです【楽しみましょう】を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。