本日は13名の方にご参加いただきました。
お忙しい中、沢山の方にご参加頂きました、ありがとうございました!
紹介して頂いた本
ソクラテス・モチベーション・すごい会議など、たくさんの本を紹介いただきました。
ありがとうございました。
モチベーション3.0
遅刻したら罰金を与えると言ったら、遅刻者が倍増した。
絵を描く子供たちは、賞が与えられると満足して、絵を描かなくなった。
上司や体制に興味がなくなるのならば、動機付けが古いパラダイムかもしれない。
すごい会議
2006年に出版された。レバレッジリーディングの本の紹介にも入っている。
著者(大橋禅太郎さん)は外資の石油系の会社で2年間働き、シリコンバレーで起業。
パッとしない時に、ハワードゴールドマンと出会う。会議を変えると成果が出ると言われ、導入したら凄いことに気づき、日本で、ハワードゴールドマンのやり方を教える会社を立ち上げる。
株式会社すごい会議という会社でコンサルしている。今は、セミリタイア生活を送っている。イルカと泳いでいた。
会議はマンネリ化する。それをセンセーショナルにするために工夫をした。公園を歩いたり、ドレスコードがあったりする。
すごい会議のやり方
①どうやったら今より良くなると思いますかと投げかける。一人一人書いてもらってから発表する。口頭で発表するよりもメリットがある。他人の意見に左右されない。立場に強い人の意見にも左右されなくなる。
②今、うまくいっている結果を言ってみてください。出来ていることを順番で言っていく。良い雰囲気で何かをやれば、良い結果が出る。悪い雰囲気で何かをやれば、悪い結果が出る。良いフィードバックをもらうことで、みんながより良くなった。空気の土台を作る。
③問題を挙げさせる。どのようにすれば、解決するだろうか?ということで、書き換えさせる。うまくいってない理由を説明するのはうまいが、そうではなく、解決策に辿り着かないと意味がないから、解決策の形に変える。
④前の段階で言わなかった問題、言えなかった問題、ひどい真実を書いてくださいと言って書かせる。表層上の問題ではなく、底辺にある問題を解決しないと、前進しない。問題の本質を話してみようと言っても何も出ない。二段階に分けることによって、問題が出てくる。
⑤決まったことは数字と日付で目標を持つ。そのために達成するために必要な部門を考える。上下関係のないフラットな組織を作る。お互いにお互いの部署にリクエストする権限を作る。
クレムリンメソッド 世界を動かす11の原理
ニュースの解説はあるが、どうやってその結論までいったのか?
どういう経過になっているのかが出されない。
ロシアの外交官を育てる大学院を卒業した著書。北ヨーロッパの王族も通っている大学。ロシアという外交が盛んな国の外交官を育てる大学。
ロシア政経ジャーナルというメルマガをやっている。
情報を見る上で必要な姿勢3つのこと、情報に対する分析見方を7つを話す。
事実だけを見ること。微妙な疑念が思い浮かんだりするが、思ったとしても抑える。
イデオロギーを捨てる。共産主義者、キリスト教徒とかで正義を持たない。
言論より行動を見る。中国は2007年までに平和だと言ってたが、行動は違ったり。
国家の規模で、どの国を見るべきかを考える。国家は3つのセクターに分かれる。主役・ライバル・準主役。3つの主役を決めるのは、GDPと軍事費で決まっている。お金の力と武力で決まる。日本・ロシア・中国・アメリカを見ればなんとなくわかる。
国家のライフサイクルが存在する。ライフサイクルでどこにいるかを判断する。
バックパッシング(なすりつけ)尖閣諸島が突っ込まれた。日本が抗議を出した。それを国際社会で間違っていると言う。相手に責任をなすりつけて攻撃する。
国家の逆襲
イギリスがEU離脱した後どうなるのか?トランプの話どうなるのか?
トランプについては、日本から考えると反対が多いが、アメリカが見ると半分半分。
トランプも何かしらの正当性があるんだろうなと思って、この本を読んだ。
クリントンはグローバリズムの停滞を何とかする。トランプはアメリカを強くする。
EU離脱をするイギリスは、目先の経済観点から見るとマイナス。移民という観点から見ると、なるほどなと。
アジアの経済的な共同体を組んだら経済的に良くなる。中国がリーダー。移民が受け入れようとなったら、日本も受け入れたらどうか?これがEUの現状。移民が経済を圧迫するが、経済規模の恩恵のために、離脱ができない。
国は国、国家が強くならないといけない。グローバリズムは幻想。アメリカという国として強くなるべき。ヒスパニックはトランプアンチ。白人はトランプフィーバー。
1流の人はなぜそこまで雑談にこだわるのか?
戦略的雑談。会議は相手も受ける体制になっている。雑談している時、飲みに行った時、会議や商談とは違った本音が聞き出せる。積み重ねて人間関係や本音を引き出せることが大事。
世代を飛び越える雑談。営業が思い通りに進む雑談。
答えるのに考えさせず、YES or NOで答えられるようなものを質問する。
SAPEURS
イタリア人が出した写真集。コンゴ民主共和国の人々。だいたい男の人の集団。お洒落なスーツを着て、街に繰り出す。たむろするというか、練り歩く。町の人にお洒落をアピールする。
歩き方もすごく格好つけて歩く。この写真集を買ったきっかけはNHKの特集があって、購入。SAPEURという言葉はフランス語でお洒落でエレガントな紳士協会という頭文字をとった。
コンゴは元々フランスの植民地、フランスに憧れてとなった。コンゴの中でこう言う格好が有名になって、彼らをフューチャーしたものが出たり。
信念やスタイルを紹介して、説明していく。写真集を見る時にバックグラウンドを見て、把握すると良い。
彼らの精神性が高貴。その精神性に着目する。SAPEURの人々は平日は普通の格好して普通に仕事している、お金持ちでもなんでもない。平均月収は3万円なのに、彼らの着ている服はDiorとかヴェルサーチ、何十着と持っている。生活をすごい切り詰める。3/4くらいを服に使う。この格好をするだけでも大変。なりたいと思わないとなれない。
SAPEURの中で重視されているのが、精神性や心持ち。格好が揃えばSAPEURではない。高い教養と流暢なフランス語、高い倫理観が求められている集団。そういう教養を身につけるために、師匠みたいな人を見つけて、弟子入りする。どう人々に接するべきか。練り歩き方だったり、買うお金がないのに、師匠が一着を用意する。そういうステップを踏む。
お金を必死に貯める。必死に学ぶ。師匠から必死に教えてもらう。地域の尊敬を得て初めてSAPEURになる。SAPEURになることは、周りの人からヒーローだと思われる。
コンゴ民主共和国は内戦を繰り返す。武器を手によりも良い格好をしよう。文化で勝負をしよう。そうやって、存在感を出していこうという人々。良い格好している人はお金がある。彼らはそうじゃなくて、お洒落だからSAPEURになったのではなく、SAPEURになろうとするからSAPEURになる。
永遠の0
実話を基に、戦争に行った人が体験した話を書いた。主人公は神風特攻隊にいた人。
なぜ真珠湾攻撃がクーデターと言われるようになったのか?
家族の話が書いてあったり、普通、特攻隊の人は、国のためなら命はいらんという人が多かったが、国の前に自分の位置を大切にする。
学校の社会の授業とは違う真実を感じることが出来た。エースと出てくる人がいて、その人達がやっていたのが、見えないところで努力をしていたから、生き残れてた。
今は縦社会とか厳しいところでも、いろいろな人が話せる機会が多い。歴史をちゃんと勉強して、もっと真実を知った方が良いなと思った。
百田尚樹さんは小説にパターンがない。頭が良いなと思った。
人生がときめく片付けの魔法
片付けコンサルタントの人。4歳、5歳の頃から片付けが好き。
その人が書いた片付けのこと。コンサルの依頼を受けるのも女性のみ。
片付けの手順
①自分がどういう家にしたいのかを明確にする。頭の中で想像することが大切。
②ときめいたものだけを残す。それ以外を捨てる。まず一箇所に全部集めて、選ぶ。一個一個見るよりも、どこまでときめくのかラインを決めることで捨てやすくなる。
③定位置を決める。バックはここ。リモコンはここ。帰る場所を決めることにより、散らかっていても物の位置が決まっているので、楽に片付けられる。ものの位置を決めることで、リバウンドがしない。
ソクラテスに聞いてみた
ゆるい哲学の本。無知の知、問答法。そこらへんの若者に質問をして、質問をし続けることで、その人の本心をどこにあるのかを考える。
ソクラテスが現代に何かの拍子でやってきて、FBの友達申請から始まる。
若者も拒否したが、メッセージが届きやり取りをした。
5つの対話。5つ会話をしている。
仕事に対して悩める若者が転職の相談をした。自己分析をするからアドバイスをしてくれとソクラテスに言いに行った。自分なりにやったが、実際に面接やESを考える時に、面接官の視点が入ってしまう。どうして自分自身の自己分析をしているのに、他社の目線が入るのか?とソクラテスに聞いたら、ソクラテスが、その会社に入りたいなら他者の視点が大事と言っている。
悩める若者が仕事が嫌だ。もうちょっとお金が欲しいとか欲求があるが、より良い人生を送るために、頑張るという時に、面接官の視点を考えると、自分の行動が他者の視点になる。本当の意味で自分のしたい行動にならない。自分の人生を自分で決められないなら、嘘をついてまで入って、無理をしてまでやって、役に立たないと言われたり、批判的な意見が出てきても仕方がない。自分に対して嘘をついてるからおかしいじゃないか?というやり取りをしている。
自分の価値観を理解しようとして、他者からより良く見られるために行動するよりは、本来は自分の本心にしたがうのが大事。他人の声を聞き入れすぎるのも間違いだなとソクラテスとの会話から理解しているような本。