【いきものがたり・重量の虹】読書会活動報告

読書会を開催いたしました。

本日は19名の方に参加いただきました。

ご参加いただきまして、あリがとうございました。

report

紹介していただいた本

いきものがかりのエッセイや小説など、多数紹介していただきました。

ご紹介いただきありがとうございました。

 

いきものがたり

いきものがかりのリーダーの方のエッセイ

メジャーデビューしてうまくいくまでのことが書いてある本

メジャーデビュー前にYUKIさんの武道館ライブを見た、たった一言で空気を変えることにレベルの違いを感じた

「音楽で生きるというのは、そういう偉大な先輩と渡り合う必要がある」

先輩の背中を見るだけでなく、自分たちの山は自分たちで見つけないといけない。そうしないと自分たちの価値を得ることが出来ない。

水野さんが曲を作る前提として死を考えている。いきものがかりの歌はポップソング。ポップソングの本質は死をテーマにしている。だから終わりがあることを意識して作っている。

終わりという考え方も沢山ある。まだ書けることがないかを考える。

 

重量の虹

表紙がカッコ良い。V2ロケット。第二次大戦の時にナチスが沢山飛ばしていたミサイル。

V2ロケットの煙と重量の放物線が虹になるから、表題の意味になる。

スロースロップという男が、自分とV2ロケットに関わることを書いている。

中身は短編集が沢山書いてある感じ。あんまりロケットに関係ないことを沢山話している。

全く筋がないんだけど、15の章がカッコ良い。トマスピンチョンは物理化学と分析化学が沢山入っている。

V2ロケットが落ちる場所とスロースロップくんが動く軌跡と同じ。

トマスピンチョンは推理小説家として有名。

 

「超」入門失敗の本質

失敗とは?日本の敗戦。太平洋戦争で日本が負けたこと。

高度経済成長で日本が負けたこと。負けた理由を分析している。組織論という観点で分析。

超入門編だから、ビジネスに引きつけて書かれている。電機メーカー・YAMAHA・アップルのことも引用して書いている。

組織の体質は旧日本軍と今も変わってない。

負けた理由が7つある。それをまとめて4つ。

戦略性(非効率):全部勝とうとする。アメリカは大切なところに絶対勝つようにした。70回も日本が勝ったのに、3回負けたので、努力が無駄になっている。

侍が鉄砲に殺される:めちゃくちゃ強い刀を持っていても鉄砲で撃たれたら終わり。あるものを磨くことが得意。零戦は世界最強で世界一のパイロット。ただ、レーダーの開発で負ける。アメリカは2機で、零戦は1機だから負ける。本質だけでなく、形だけから入る。

現場無視:現場の声が上がっても上の人は無視する。正しい判断ができないのは、現状を理解できない。第三の現実を見てないと、正しい判断ができない。組織運営・現場の活用方法・トップダウンがリーダーシップがダメ

空気:同調圧力がある。身だしなみが汚い人間ってダメな人に見える。一個の事柄を見て、全体がきっとこうなんだろうな?と連想することを空気という。

大切なのは現場の声。トップダウンではなく、それを運用した時の間違いもあるから、上に届けて、変えてもらわないといけない。これが大切。

 

ノバク・ジョコビッチ伝

ジョコ・ビッチはセルビアの生まれ。87年生まれ。紛争がある中でもテニスをして、空爆が来たら防空壕に隠れてということをしていた。

1990年後半から、経済が悪くなる。資金が必要になる。その資金集めをジョコ・ビッチの父親が資金集めをしてくれた。名前が売れてくるとスポンサーが付く、コーチもつけたりできるようになった。

2008年、21歳の時に四大大会優勝して、トッププレイヤーになる。ただ、トップ10で低迷。危険が多いプレイヤーだった。途中棄権が多かった。負けそうになると、途中棄権するプレイヤーとして見なされていた。体調が悪いから棄権していただけなのに。

体調を調べたら、問題が二つあった。目が悪かったのはコンタクトを入れるようにした。グルテンアレルギーがあった。グルテンフリーにした。そっからはトップに君臨できるようになった。

 

ミライの授業

瀧本さんが中学生に向けて講演をしている。1限目から5限目まである。

これから皆さんがどういう人生を歩んで、どういう生き方をすべきかを書いてある。

世界を変える旅は違和感から始まる。違和感を大切にするべき。大人は常識を常識と思ってしまうから、君たちはそれを大切にしましょう。

冒険には地図が必要だ。違和感を変えていこうという時に、違和感が変えられるということを考えないといけない。実際の人物がやったことと照らし合わせながら描いてある。

ノーベル賞の大村さん。夜間の高校で働いていた。子供達が一生懸命学んでいる姿を見て、俺はこのままではダメだと思って、研究者になった。人の薬はあるのに、動物の薬はない。動物の薬を開発しようと思って、開発した。

地図を作る=仮説を立てる。

全ての冒険には影の主役がいる。新しいことをやるってなると、仲間が必要になる。仲間がいるから自分が勇者ではなく、自分の個性(僧侶や戦士であるか)を見極める必要がある。仲間を集める必要がある。

未来は逆風の向こうにある。新しいことをやろうと思ってもお前には無理と言われる。逆風が変わる時っていうのは、パラダイムシフトが起こる時。自分たちが主役になった時にパラダイムシフトが起こる。

ナイチンゲールが戦争の時代に死者が出た。戦争によるもんではなく、衛生環境で病気になって死んでいる。それはおかしいんじゃないかという違和感で、衛生環境が悪いと統計的に出して、解明した。

 

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